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 社労士試験 受験の疑問

私のような者でも合格できますか?

社労士試験の合格率は約8%の国家資格です。
合格率8%ということは、単純に考えると100人に8人が合格するということですね。
100人に8人=難しい と考えてしまうのは無理もありません。
たしかに簡単な試験ではありませんが、普通の人が合格できない試験ではありません。

下図は、平成22年の社労士試験の合格者の職業別割合ですが、会社員が約半数を占めています。
このことからも働きながら合格できる試験であることがわかります。

超難関試験と言われる司法試験や公認会計士試験では、会社員がこれほど合格していません。
そもそもの受験者の質が違うわけです。



社会人ですが、会社を辞めなくては合格できませんか?

「私のような者でも合格できますか?」の項でも説明していますが、社労士試験は働きながら合格できる試験です。
しかし、私は頭が悪いから・・・などの理由で、会社を退職して受験する方がいますが、私は会社を辞めることには反対です。

なぜなら、社労士試験のために会社を辞めても多くの方が挫折するからです。
会社を辞めると、勉強時間がたっぷり取ることができます。
人間は弱いもので、いつでも勉強ができる状況になると、「後からやればいいや」となり、なかなか勉強ができないものです。

一方、働きながら勉強をすると時間があまり取れません。
実は、この方がいいのです。
なぜなら、今やらないと勉強する時間がないため、先延ばしにできないからです。
そのため集中力が高まり、どうしたら勉強する時間が取れるか考えて行動するようになります。

独学でも合格できますか?

独学でも合格することは可能ですが、かなり難しいと言えます。
独学の場合、自分でスケジュールを決め実行しなければなりません。
スケジュールを自分で作るとどうしても無理目なスケジュールを作りがちですし、実行するのにかなりの自立心が必要です。

独学のメリットはなんと言っても、費用が安いことです。
テキストや問題集だの費用だけであれば1万円くらいですんでしまします。
デメリットは、モチベーションを維持することが難しいこと、わからないことを質問できない、法改正の情報を入手しずらいなど、メリットよりデメリットのほうが多くなります。

通える範囲に受験予備校がある場合は、まずは通学を検討することをお勧めします。

社労士試験は暗記の試験ですか?

社労士試験は暗記の試験だと言う方が未だにいますが、暗記だけで合格できる試験ではありません。
私はむしろ暗記は不要だと思います。
社労士試験の試験範囲は膨大です。暗記をしようと思っても土台無理な話です。
一夜漬けをした経験は誰でもあると思いますが、一夜漬けで勉強したことは、すぐに忘れてしまいます。
暗記とはそういうものです。

しかし、理解したことはなかなか忘れません。理屈がついているから忘れないのです。
まずは理解することからはじめてください。

ただ、数字などどうしても理解だけでは解決できないものも中にはあります。
それでも、すぐには暗記をしないでください。
なぜなら、繰り返しやっているうちに覚えてしまうもののあるからです。

何時間くらい勉強すれば合格できますか?

社労士に合格するためには、1000時間勉強すれば合格できるとよく言われます。
このことについては、否定も肯定もしません。

たしかに合格するためには、このぐらいの勉強時間は必要だと思いますが、1000時間勉強すれば誰でも合格できるわけではありません。
もともとその人が持っている知識、理解力もそうですが、どれだけ集中して勉強したかによって、左右されるからです。
また、いくら集中して勉強しても間違った方法で勉強している場合、合格できません。

過去問は何回やれば合格できますか?

社労士試験で過去問は非常に大切です。
では、過去問を何回やれば合格できるのでしょうか?
これについては、何回やれば合格できるという基準はないというのが私の回答です。

いくら過去問をやっても理解していなければ意味がありません。
過去問は、回数ではなく出題された項目を理解し、100%の正解率になるまで繰り返してください。
ここまでやれば合格圏内の実力がつきます。